2014年9月21日(日)。
前からチェックしていた富士山のお中道コースで大沢崩れまで行ってみることにした。
大沢崩れは今もなお年間10トントラック3万台以上の崩落が続いていると言われている。
お中道の入り口は富士吉田口、つまり富士スバルラインで五合目まで行ったところに入り口はある。
昨今、世界遺産に認定された富士山人気は非常に高く、登山客や観光客で五合目は人でごった返すらしい。現在は8月はマイカー規制がしかれており、規制が解かれる9月は車も渋滞し、駐車場に止められるまでに3時間待ちというのもあるらしい。
この日21日も予想では駐車場も混むということで、朝5時に東京を出発。
中央道は渋滞することなくすんなりと2時間でスバルラインまで到着。コンビニで朝食を仕入れてスバルラインを走る。
五合目に近づくにつれて気温はぐんぐんと下がる。
五合目駐車場に着いたのが7時20分ぐらい。拍子抜けするぐらい駐車場は空いていた。まだ70%ぐらいは空いていただろうか。おそらく14日に閉山した後なので、こんなもんだろう。
この時の気温、5度。秋晴れの空にキンと冷える空気は実に気持ちがいい。
さてコースは往復12Km、所要時間は小学2年生もいる我が家のパーティで片道3時間だった。
コース概要はこんな感じ。
- 五合目に到着。お中道の入り口は土産屋を前にして右手にあり迷うことはない。
- 大沢崩れの入り口まではほぼ平坦な道で、富士山頂もみえ、振り返ればアルプスの山々。とても景色がいい。
- 人は非常にまばら。すれ違う人は20人もいなかった。
- 大沢崩れの入り口の標識(看板)が紛らわしい。標識自体は左のコースを示しているが、標識自体に手書きでまっすぐに進めという矢印が書いてある。正解は標識通り、左に曲がる
- 左のコースは、これまでの平坦な道とは違い、この道であってる?と不安になるような岩や砂、崖のコース。これまた楽しい。
- 看板から大沢崩れまではおよそ3Km、2時間。
- 大沢崩れの通称「お助け小屋」は人はいないがバイオトイレがある。
- 「お助け小屋」から大沢崩れの景色までは凡そ5分
- 大沢崩れから天気が良ければ頂上を見通せる。耳を澄ませば、石や岩の落岩の音や岩が転がる光景をみることができる。
という感じ。
正直かなりお気に入ったコースである。
富士登山は体力的にちょっとという人、また渋滞する富士登山にウンザリだという人、是非富士登山気分も味わえる標高2300Mのこのお中道コースはオススメです。
山頂(大沢くずれ)の景色:★★★★☆
登りごたえ:★★★★★
登山道の展望:★★★★★
ファミリー登山のススメ:★★★★★
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